大正13年生まれ、１００歳になられた患者さんが入院されています。　大正・昭和・平成・令和と生き続けて来られた　人生の大先輩へささやかながら病院職員で１００歳の誕生日会を行いました。

病棟看護師・リハビリスタッフが中心となり準備を進めていたようです。病棟ロビーに集まった職員から　お祝いの言葉を掛けられると、普段　車いすで過ごされている患者さんがすっと立ち上がり「私のために　このようなお祝いの場を設けて頂いてありがとうございます。この年まで生きて来られたのも医学とみなさんのおかげだと思っています」とお礼のスピーチをされました。　それは、１００歳と思えないほどしっかりとした声と姿でした。
　　　　
病院から誕生日プレゼントを贈らせてもらいました。他にも、栄養部から特製のバースディケーキ、師長から「祝　おめでとう」のタスキを掛けられ　みんなで記念撮影をしました。　患者さんは笑顔でしたが　少し涙が流れたようでクシャっとした表情にもなっていました。
　　　　　　　
この患者さんは、入院される前は　長く外来通院されおり　どの職員も見知った方です。　　親しみもあり集まった職員も多い気がしました。

１００歳の誕生日という貴重な日を一緒に迎える事が出来て　私たちも幸せを分けて頂いた気分です。

これからも　まだまだ元気で過ごして頂きたいものです。　　　　外来看護師　金子