玖珠美山高校ラグビー部の九州大会帯同報告
先日、3月18~19日にかけて福岡県東区のJRFUトレーニングセンターにて第24回九州高等学校10人制大会が開催されました。昨年より五反田病院は玖珠美山高校ラグビー部をサポートさせて頂いており、今回も当院の理学療法士、羽野と佐藤がメディカルサポートとして帯同致しました。一般的にメディカル対応としては、プレー中の怪我の対応やテーピングやストレッチなどの障害予防を行います。今回の大会では、降雨や気温などを考慮したウォーミングや試合間の過ごし方などをテーマにサポートを行いました。ラグビー競技は怪我の発生頻度が高く、ポジションによって負傷しやすい怪我も異なるため選手個々の身体状況を細やかに把握しなければいけません。玖珠美山ラグビー部の選手たちは皆意識が高く、練習中の様子や気になることを積極的に教えてくれるためサポートが行いやすく、2日間を通し、大きな怪我なく大会を終えることができました。選手が良いプレーをするためには選手はもちろん、監督やコーチ、家族とのコミュニケーションも重要です。試合後の夜には宿泊先のホテルでマッサージなどコンディショニングケアを行いながら、選手とも密なコミュニケーションを図り信頼関係を構築しました。激しいプレーからは想像できないくらい、お茶目な一面も見ることもできました!笑 準優勝という素晴らしい結果で、強豪校らしい“美山ラグビー”で観客を魅了できました。また来年度からは新入生も加入し、パワーアップしたチームになりそうです。次の大会に向けて、しっかりケアできるよう準備します。
リハビリテーション部 羽野