2022年10月30日に大分県高校ラグビー花園予選があり、玖珠美山高校の準決勝に当院のリハビリ部のPT羽野と佐藤が帯同してきました。相手は、全区国でもある強豪・大分東明高校です。部員の数も3倍以上で、屈強な留学生もいる力があるチームに対し、玖珠美山は部員は少数精鋭でのチームで果敢に挑みました。試合前にコンディショニングやテーピングを行いますが、今までの練習や試合での疲労や怪我が多少なりとも、どの選手にもありました。「後半に足がつらないようテーピングしたい」「手首を動きやすくしたい」など試合直前までケアを行う姿勢をみて、この試合に賭けている熱い気持ちがビシビシと感じました。特に3年生はこの試合に負ければ最後になるため、チームの雰囲気もいつもより研ぎ澄まされていました。試合中に、鼻血負傷や肩関節脱臼などアクシデントもありましたが、迅速に対応でき無事に試合を終えることが出来ました。結果は、15-76で負けてしまいましたが、諦めずにボールを繋いで得た2トライは、ここまで努力してきた成果が実を結んだと感じました。監督やコーチ、選手を支えたマネージャー、関わる方全員で喜びを分かち合う瞬間は、とても感動しました。
五反田病院は、地域のスポーツを支えるためにスポーツ帯同も積極的に行っています。今後も、玖珠美山高校ラグビー部の活躍を期待して下さい。
リハビリテーション部 羽野