こんにちは!
先日リハビリスタッフとドクターによる症例検討会を実施しました。
今回の症例は、病棟理学療法士の羽野から「股関節術後のサークル歩行の特徴」、東から「難渋症例」についての発表でした。
術後歩行を開始する患者さんには平行棒内歩行を行った後にサークル型歩行車を使用し、歩行訓練を行っていきます。歩行車を使うメリットとしては、術後早期より痛みや筋力低下があっても歩行が可能ということです。そのため多くの患者さんに使用する機会があるので、リスク管理が必要となります。歩行車に頼った歩き方をしてしまうと、歩行時の姿勢が崩れてしまい2次的な痛みに繋がります。その姿勢や予防対策について当院の患者さんの特徴を踏まえた発表でした。
東PTの発表では、スタッフ間の意見交換がたくさん行えて有意義な時間になりました。活発に意見交換ができるようになってきており、若いスタッフも刺激を受けていることだと思います。
今後も常に自己研鑽の精神を忘れずに、頑張って行きたいと思います。
リハビリテーション科 公門