医療感染委員会では、全体研修として「手洗い教育」を行いました。手洗いは医療関連感染を防止するための最も重要な手段です。手洗いは感染対策の基本となります。目的に応じて「日常手洗い」「衛生的手洗い」「手術時手指消毒」の3つに分類されますが、今回は手洗いチェッカーを利用して日常の手洗いが適切に出来ているか?を学んでみました。
見た目に汚れがないとどうしてもおろそかになりがちですよね。そこで、「手洗いチェッカー」という特殊なライトを使えば洗い残しが青く光り、きちんと洗えていないことが自分で見て確認することが出来ます。 まず最初に実施していたのは栄養・厨房部です。 「私たちが 院内で一番手洗い回数の多い部署です。」と言われるとおり素早い手技でした。
コロナウィルス、インフルエンザ、ノロウィルスとまだまだ手洗いの需要は増えています。今回の研修を振り返って 自分の手洗いの弱点を理解し、正確な手洗いを身に付けるよう努めて行きましょう。
外来看護師 金子