７月２９日、看護師・看護助手の勉強会を行いました。今回は「車椅子移乗について」当院リハビリスタッフより講義をして頂きました。多くの患者さんにとって車椅子は、日常的に必要な移動手段です。ですが、車椅子からベッドに戻るときは、事故が起こりやすいタイミングでもあります。皮膚剥離や骨折などを防止するために、移乗は注意深く行わなければなりません。また、移乗は1日に何度も行うことがあるので、できるだけ、介助者や患者さんにとって負担の少ない手法を身に付ける必要があります。

　　 
まず、リハビリスタッフより正しい移乗の介助方法をレクチャーしてもらい　患者役・介助者役を体験しながら参加者全員が実技を行いました。介助体験したあと、問題点をリハビリスタッフに助言をして貰いながら解決策を話し合う事が出来ました。

移乗については、患者さんの病状によって介助方法は異なります。リハビリスタッフより「迷った時は、気軽に声を掛けて下さい」と心強いお言葉を頂きました。今回の勉強会で学んだ事をスタッフ間で意識付けをし、安全対策の定着に活かして行きたいと思います。　　外来看護師　金子