外来看護師 金子です。
7月13日(土)天気はあいにくの雨となりましたが『知って健康、学んで健康』と題しまして、市民公開健康セミナーを開催しました。
セミナー⒈ 五反田清和 院長による『整形外科疾患大解剖!!』
今回は、主に膝関節疾患についての話でした。高齢者に多い変形性膝関節症や半月板損傷、腱板断裂などについてです。各画像所見を見ながら病態の解説、治療法や手術・リハビリの話がありました。さまざまな病気が含まれるため病態も各疾患ごとに異なり、その原因を診断することが大切であるため 違和感を感じた時には 早めに診察を受けて頂きたい。とのことでした。
セミナー2. 中嶋哲也 消化器内科医師による『胃カメラなんかこわくない!』
がん死亡率が年々増加しているにも関わらず 胃がん、大腸がん検診受診率が低いと言われています。時間が無い、費用が高い、苦しい、辛いと理由も様々です。その中でも、検査の必要性を理解していただくと共に胃カメラに対する苦手意識を克服してもらう為の話をされました。経口内視鏡、経鼻内視鏡、鎮静剤使用の内視鏡検査について 中嶋先生のユーモアたっぷりな口調で話は進みました。
その人に合った検査をラクに受けて貰えるよう まず、中嶋先生の診察を受けられて下さいね。
セミナー3. 五反田幸人 副院長による『食事・コレステロールを医学的に解説』
コレステロールとは実際にどういったもので、健康にどんな影響を及ぼしているか正確に知っている人は意外と少ないのではないでしょうか
善玉・悪玉という名前で誤解されがちなコレステロールですが、高すぎても低すぎても身体に悪影響があります。楽しいパネルを使って、コレステロールを分かり易く解説しまとめました。健康診断などで、自分のコレステロール値を把握し、身体の状態に合わせた食生活や生活習慣を心がけるようにして頂きたいとのことです。
参加者のみなさんは、メモを取ったり スマホでパネルを撮影したり 講演後の先生に話し掛けたりされていました。その姿を後方から見つめながら・・・みなさんの学ぼうとする意識の高さに敬服いたしました。ひとつひとつの講演内容が丁寧で分かり易く 先生方の持ち味が生かされたものばかり ワタシたち職員にとっても有意義な講演会でありました。