医業は、生命を尊ぶ心と共に 医者と患者との信頼関係を基本としているがために、
これに従事する人間は安易な満足感を抱くべきでなく常に飢餓の精神を持って新しい医学医療を吸収し、
誠心誠意、 患者の身になって 診療看護に尽くす必要が有ると考えている。
安易に道を極めたと決して思わないように、 仕事に邁進していく・・・
医療法人利光会 五反田病院は1981年1月8日、「無窮」を医療理念に掲げ、19床の病床を有する五反田胃腸科外科医院として日田市若宮町に開院しました。それから43年が経過し、現在は66床の病院として消化器外科・内科・整形外科・麻酔科・形成外科等を標榜し、地域医療に取り組んでいます。
「無窮」とは医療に取り組むうえにおいて、安易な満足感を抱くべきではなく、常に飢餓の精神をもって新しい医学・医療を吸収し誠心誠意患者の身になって診療・看護に尽くす必要がある、という心構えを示しており、医療者と患者の信頼関係を基本にしながら、出来うる限りの治療・看護を十分納得のうえで患者に施していき、更に患者及び家族の喜ぶ姿を自分の喜びにするという基本姿勢を堅持し今日までやってきました。
しかしながら、私も今年喜寿を迎え、令和6年3月31日をもって理事長職を退任し、長男である清和院長に理事長職を兼務させることにしました。これからは、外来診療は曜日を限定しながら行ってまいりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
平成28年5月1日をもちまして、父利幸より院長職を譲り受けました五反田清和です。 五反田病院は、44年の歴史を刻み、今では病床数66床、職員も210名を超え、毎日多くの患者さんに御来院して頂いております。一人一人の患者さんが、満足し納得した治療を受けて帰られているかという事を常に考え、これまで以上に患者さんと心が通った関係を構築できるよう、職員一同ONE TEAMとなり頑張っていこうと思います。会長が掲げた無窮の精神のもと、地域の先生方との連携をよりいっそう深め、日田市の基幹病院としての役割の一端を担えるように、日々精進していきたいと思います。
五反田病院の新しいシンボルマークは、盾にGHと1の記号がデザインされています。
この盾は、患者様を守るために病院が果たす責任を象徴しています。
GはGotandaを、HはHospitalとHitaを表しており、GとHが重なるところには1が隠れています。
私たちの志は、「生きる」から「活きる」へと進化しています。
外科と内科とが一体となり、全職員ONE TEAMのもと、地域で一番の病院を目指します。
気が付けば開院して40年という月日が経ちました。
その40年という間、24時間365日、この病院は動いてきました。
病院を動かしてきたのは、医師や看護師、スタッフたちだけではありません。
必要として訪れてくださる患者の皆さん、この日田という地に生きる人たちと共に、いのちと共に。
これからも変わることない大切な約束として、五反田病院は皆さんと共に時を刻み続けます。
1981年
昭和56年1月8日、開院の日は、雪の多い寒い日でした。
開院の日は、 いったいどのくらいの患者さんが来てくれるだろう、 そんな不安もありました。
スタッフ15名からスタートし、 今では160名を優に超えました。
これまで多くの方々が 病院に関わってくれたことには、強い感謝の念を 抱かずにはいられません。
医療の世界は「無窮」。
これからも私たちは、決して安易に現状に満足せず、新しい医学医療を吸収し誠心誠意、
患者の身になって診療看護につくしていく所存です。
事務部長 高瀬 美智子
1989年
開院から10年を待たず、平成元年(1989年)3月に、病院の増築を行いました。
医療の充実のため、増床・CTの導入、リハビリ設備、 カンファレンスルームを設置し、院名を「五反田胃腸科外科」から 「五反田胃腸科外科病院」へと改称いたしました。
EPISODE1
EPISODE2
勤労感謝の日には、毎年近くの三芳幼稚園の園児たちが、 院長へ表彰状を持ってきてくれます。
五反田胃腸科外科病院は、地域と共にあり、 お互いに欠かすことが出来ない存在であることを強く感じます。
2014年
そして私たちは今、この町の生命と共に歩む新しい光として、変わらず、
そして今以上になることを誓いながら進化を遂げようとしています。
開院から34年を経て、
五反田胃腸科外科病院は、
五反田病院へ。
そして未来へ。