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大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープや癌、炎症などを診断します。組織の一部をとって調べたり(生検)、病変を内視鏡的に切除(ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術など)することもできます。

 

検査にあたって、検査前日・当日に下剤を服用して頂き、腸管をきれいにしてから、肛門より内視鏡を挿入して大腸全体を観察します。大腸に異常を認めた場合は,その部位の細胞をかじり取って病理組織学的診断をおこないます(抗凝固療法中の患者様は細胞をかじり取る検査がおこなえない場合があります)。また、当日の車・バイクの運転はお控え下さい。腸管が非常に長い方や手術の既往などで腸管に高度の癒着がある方は内視鏡の挿入が困難な場合もあります。
通常10分〜30分で終わる検査ですが、ポリープ切除には多少時間がかかることもあります。