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骨粗鬆症フォーラムin Hita

2020.01.22

1月21日、マリエールオークパインにて「骨粗鬆症フォーラムin Hita」が開催されました。
当院から看護師の横尾沙智子:骨粗鬆症マネージャーが演者として「当院における骨粗鬆症治療の取り組み~患者に寄り添った治療を継続するために~」と題して基調講演を行いました。
   

骨粗鬆症マネージャーとは骨粗鬆症の予防や治療について正しい知識を持ち、診療の場においてコーディネーター的な役割を果たす人のことを指します。医師・看護師・保健師などといったメディカルスタッフが骨粗鬆症予防や治療の水準を向上させることを目的として、一般社団法人日本骨粗鬆症学会によって策定されました。 横尾さんは、日田で初の骨粗鬆症マネージャーの資格を取得した看護師です。


骨強度を規定する「骨密度」や「骨質」が低下することで、骨粗鬆症となります。「骨粗鬆症発症後の治癒率向上と骨折の防止」に努めるため当院の取り組みについて発表をしました。身内びいきになるかも知れませんが(笑)とても素晴らしい発表で、共に働く私たちにも良い刺激になりました。

その後、宮崎県の三財病院 整形外科部長の松本英浩先生の特別講演がありました。骨粗しょう症治療の最大の目的は骨折リスクを抑えることであり「骨折連鎖を断つ!」「Stop at One!」を合言葉に、骨粗鬆症の啓発に努めているそうです。多職種連携の重要性について学ぶことができ、有意義な時間を過ごせました。        外来看護師 金子