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12月 リハビリテーション科 症例検討会

2023.01.13

12月も、毎月開始している、整形外科医師、リハビリテーション科での症例検討会を開催しました。
今回は、病棟作業療法士の平川が「手の浮腫に対するハンドセラピー」というテーマで発表しました。
当院は、高齢者の転倒などで起こる手の骨折(橈骨遠位端骨折)に対して、骨接合術を行います。
術後の固定などにより、手がむくんでしまう浮腫が起こることがあります。リハビリを行う中で、しっかり動かしていけば浮腫は改善されますが、痛みなどであまり動かせないと、浮腫が残存し、拘縮という関節が硬くなる状態を作ってしまいます。
その為に術後早期から、包帯で圧迫したり、指の運動療法を行ったりすることで浮腫を予防し拘縮を作らないことが出来ます。
学んだ方法をリハビリに取り入れ、より良い治療をリハビリテーション科全員で行っていきたいと思います。



リハビリテーション科 新川