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第70回大分県高等学校総合体育大会ラグビー帯同報告

2022.06.07

6月4日に大分県総体ラグビー大会準決勝が開催されました。
今回は、玖珠美山高校、日田高校、昭和学園、臼杵高校の合同チームとして、県内で1番力のある大分東明高校に挑みました。
結果は、惜しくも負けましたが、後半の追い上げは鬼気迫るものがありました。
ラグビー競技の見どころは、スクラムやタックルなど激しく華麗なコンタクトプレーで観客を沸かせるところですが、脳震盪や靱帯損傷などのリスクが高い競技でもあります。そのためメディカルサポートが重要です。チームのマネージャーとも協力し、応急処置の準備を万全に行い、選手が安心してプレー出来るように精一杯サポートしました。
試合後の選手達の表情は、コロナ禍の苦境をも吹っ飛ばすような素敵な笑顔で、観客全ての人を魅了していました。
次回の試合からは、合同チームではなく、玖珠美山高校のみでのチーム編成になります。過酷な練習が待っていますが、怪我なくまた良い試合が出来るように今後もサポートを続けていこうと思っています。
合同チームの選手のみんな、本当にお疲れさまでした。


リハビリテーション部 羽野裕介